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あうんさん・すうじぃの7インチブログ

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ノーザンソウル

映画「ノーザンソウル」を観てきました。音楽や文章でしか知らなかったノーザンソウルというカルチャーがやっとわかった感じ。

誰も知らないレアなヒットしなかった60年代ソウルを重宝するDJシーン。マーヴィン・ゲイがかかるとそんな有名なんかけるなと言われ、でも未発表曲だぜと答える世界。

サントラに唯一2曲入っていたのがエドウィン・スター。帰ってベストを聴き返したら2曲とも入ってた。聴いてたのに全然覚えてなかった。やっぱベタにモータウンから出た全米1位になった「ウォー」が好きやわ。

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映画の中でトップ10ヒットなんかくそくらえってセリフが出てくるんやけど、映画の舞台の1974年のトップ10ヒットってカーティス・メイフィールドがプロデュースしたグラディス・ナイト&ピップスの「オン・アンド・オン」がヒットしてた年。

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あとスティービー・ワンダーが曲を書いたルーファスの「テル・ミー・サムシング・グッド」もヒットしてた年なんでトップ10ヒットもええ時代やねん。

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映画を観てわかったんは1974年に60年代ソウルをかけてるのは時代遅れやねん。70年代のファンクの16ビートの横揺れのリズムについていかれへんかったんやわ。さすがに時代遅れやからヒットしてるレコードはかけへんかったんちゃうかな。

60年代のモッズは同時代のソウルで踊ってたけど70年代のノーザンソウルは一昔前のソウルで踊ってたからカルチャーが全然違うわ。今となってはどっちも昔やからええねんけど。あとモッズはイギリスの都会のカルチャーやけどノーザンソウルは田舎のカルチャーやからこれまた全然違うわ。まぁここ日本やからどっちもイギリスでええねんけど。

ノーザンソウルって90年代の大阪でいうたらアメ村はダンスホールレゲエ全盛やのに泉州で70年代レゲエのレアなレコードかけてる感じなんやわ。映画観て腑に落ちたわ。

でもそれまでのDJがヒットしてるレコードをかけてたのに対して、初めて時代に関係なく好きなレコードかけたんがノーザンソウルやから今の細分化したDJの文化はノーザンソウルが始まりなんやわ。しかもメロディよりビートでチョイスしてるんがDJの聴き方やね。オレはレアなんよりベタなんが好きやけど、ノーザンソウルみたいにこだわりがあるんはええよな。

なんだかんだいうてノーザンソウルが好きなリックティック時代のエドウィン・スターも持ってたわ。ストーリーよりカルチャーについて色々考えさせられた映画でした。

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by aunsansuzie | 2019-03-02 10:33 | 7インチレコード | Comments(0)
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