まだ「No.1 ヒットで知るソウルの歩み 70年代編」を引きずってます。
ストレイトレコードにこないだ手持ちがなくて買えなかった
マーヴィン・ゲイの「Let's Get It On」を買いに行きました。
この本を読んでわいた疑問、
1974年で何が変わったのかをずっと考えてまして、
マーヴィン・ゲイのR&Bチャート1位の流れを見てやっとわかりました。
1969年のソウルの時代
「Too Busy Thinking About My Baby」で1位。
1973年のファンクの時代
今回買った「Let's Get It On」が1位。
1977年のディスコの時代
「Got to Give It Up」が1位。
1982年のブラックコンテンポラリーの時代
「Sexual Healing」で1位。
「Sexual Healing」だけ再発ですが。
1974年以降好きやなくなったのは個人的に
ディスコ・ミュージックにソウルを感じないってことです。
そりゃダンス・ミュージックとしては機能的やけど、
「Got to Give It Up」は好きやないわぁ。
それに比べたら80年代ブラコン・サウンド「Sexual Healing」の方が、
全然ソウルを感じます。サウンドが打ちこみになったけどソウルフル。
なんのかんのと色々考えさせられた本でした。
時代順に聴くことによって見えるものがありました。
ネット時代はみんな点でしか聴いてないので、
点を線にして流れを感じるのって大事やと思います。