現在少年チャンピオンで連載されている
「ドカベン ドリームトーナメント編」が水島キャラ総出演ですごいのです。
「野球狂の詩」の岩田鉄五郎や
「光の小次郎」の新田小次郎と山田太郎が対決したり、
「男どアホウ甲子園」の藤村甲子園と不知火が対決したりしてるのです。
まわりで誰も騒いでないのがさびしい。
1972年に始まった「ドカベン」が48巻、
続編の「大甲子園」が26巻、「ドカベン プロ野球編」52巻、
「ドカベン スーパースターズ編」45巻、
「ドカベン ドリームトーナメント編」が現在6巻までと
シリーズ全部では177巻にもなります。
人気がなければ打ち切られる少年誌で
1972年から40年間、書き続けている水島新司はすごい。
天才といわれる手塚治虫よりも、
人気商売という意味では上なのです。
まぁ手塚治虫のほうが作品的には上だと思うのですが。
水島新司も74歳なので、この作品を書き終えて死ぬ気なのでしょう。
おそらくドリームトーナメントの決勝は
1973年からビッグコミックオリジナルでずっと連載中の
「あぶさん」がいるソフトバンクホークスと対決して、
「ドカベン」も「あぶさん」も終わり水島新司は死んでいくのでしょう。
なんと素晴らしい人生ではないか。それまでは頑張って生きててほしい。